ジェラス大陸から遠く離れた島に、二人の男が流れ着いた。島はジェラスまで大型船で三日ばかりの位置にある。海岸線が遠浅になっているため、大きな船が近づくことはない。そのため、この島がジェラス航路の中継地として発展する機会はなかった。島の住人は海や山の幸を得て自給自足の暮らしを立てている。

 白い砂浜に深い傷を負った男が倒れ込んだ。もう一人の若い男は浜に立って歩けるだけの余力を残していた。

「着いたぞ。生きてるか。」

 傷を負った男はガ・ルーに腕を切り落とされたヒュンデミであった。もう一人はアダーという。二人は共にジェラスに潜入していたトリア族である。ヒュンデミが海に落ちたあと、アダーは騒ぎに乗じて海に飛び込み、快速で走り去る数隻の大型船をやり過ごした。

 ヒュンデミの右腕は肘の上で切断されていた。海に落ちたあと、ヒュンデミは生存の執念を発揮し、傷を縛って血液の損失を最小限にくい止めてあった。アダーはヒュンデミを海上で発見し最寄りの島まで泳ぎ着いた。

「こんな所で死んでたまるか。」

 ヒュンデミはくぐもった声で答えた。異常な体力を持っていることは間違いなかった。

「殺しても死なない奴とはおまえのことだな。」

 アダーはヒュンデミの生命力に驚きながら、傷の具合を確かめた。腕の傷の他に、足や胴体にも刺し傷がある、普通ならとっくに死んでいても不思議でない。アダーはベルトに取り付けてある革のバッグからガラス瓶に入った傷の薬を取り出した。

「薬をつけておく。」

 アダーは傷の上に瓶を傾けて薬液を慎重に注いだ。透明な液体は傷に触れると黄色い煙を吹いた。吐き気のする異臭が漂う。傷を焼き固めてしまう効果があるが、焼け火箸を差し込まれるほどの激しい痛みを伴う。ヒュンデミはうめき声一つ上げなかった。歯を食いしばって空中の一点を見つめていた。

「大した奴だ。俺なら気を失う。」

 アダーは皮肉な口調で言った。同じ仲間でありながら、薄気味悪ささえ覚えている。

「おまえも俺も因果な役目を仰せつかったもんだ。ジェラスから王を出すことが、トリアスの不利益になろうが、どうしようが俺の知った事じゃない。しかし、子供の頃からそんな風に仕込まれてきた、組織からの命令は絶対だ。ジェラスに来てから、トリアスの貧しさばかりが目に付く。ジェラスはいい、恵み豊かで人間まで明るい。俺たちはそんな奴らを騙し抜いて役目を果たすんだ。ほとほと嫌になるぜ。」

 ヒュンデミは傷の痛みに耐えながらアダーの言葉を聞いていた。

「アリーの父親は良く出来た人間だった。よそ者の俺を分け隔てなく受け入れたうえに、様々なことを教え込んだ。議会から指令を受けた時には、いっそのこと全てを打ち明けて、ジェラスに住み着こうとさえ思った。」

 ヒュンデミは、暗い視線をアダーに向けた。その目には何の感情も映っていなかった。

「おまえみたいに感情を閉ざしてしまいたいぜ。アリーを葬ることは出来なかったが、とにかく、ジェラの王は実現しなかった。トリアスに帰ればブリキでこしらえた勲章の一個でも貰えるだろう。」

 一通り治療が終わると、アダーは水と食料を探す事にした。ジェラスに近い島々には豊かな森が繁茂している。そこには豊富な果物が実っており、その実りを糧にする鳥や獣も多い。トリアスの地では考えられない豊かさがある。アダーはその豊かさを呪った。ジェラスでは鳥の餌になるような野生の木の実がトリアスの栽培品種よりも優れている。

 トリア族がジェラ族に優れた道具類を供給することでジェラスはさらに発展を遂げた。一般的なトリア族の生きる方法は、技術を磨いて優れた製品を作り、それを売り歩く他にない。ジェラスのように、自然がいくらでも恵みを与えてくれる所ではないのだ。森の中を歩くと、すぐに食料は見つかった。黄色い実を沢山つけた小高い木があり、枝が果実の重みでしなっている。アダーはそれを根本から切り倒した。トリアスではいかなる木であっても保護の対象であり、切り倒すことなど考えられない。

 

 ジャバはジェラスの地方長官であり、あわせて祭事を司る祭事官でもある。ジェラスの祭殿は、他の地域のそれと同じく、中央の宮殿を真似、その何分の一かの規模をもった建造物となっている。ラゾがあまりにも巨大であったことに比べて、ジェラスの祭殿はこぢんまりとしているが、豊かさを繁栄して十分な壮麗さを備えている。

「なんだか、晴れがましいなあ。」

 シェロは、隣でしゃちこばっているガ・ルーに言った。祭殿のホールに千人を超える人々が集まっていた。各地の族長をはじめとして、この祭殿で働く者たち、船舶関係者の姿が目に付いた。ジェムホーの町民も多い。祭殿に入りきらない人々は外にも溢れている。

 シェロもガ・ルーも、アリーの関係者として一段高い場所に立っていた。

「ここは暑いな。」

 ガ・ルーは緊張していた。しきりに汗を拭いている事をシェロに言い訳している。このような場合、どう振る舞って良いのか分からないのだ。奇妙なところで神経質なガムをシェロは笑った。

「アリーに逢わなかったら俺だって一生こんな場所に立つこともなかったろう。まあせいぜい緊張しておけ、いずれ慣れっこになるさ。アリーの近くにいると、よくこういうことに出くわすだろう。」

「緊張なんてしてねえ。」

 シェロはガ・ルーの汗から視線を外した。

「ま、いいさ。これからジェラスを中心に大きな波が起きるぞ。俺にはそんな予感がある。」

「ああ、そうなりそうだ。船主は耳が早いからな。もうジェラートの名前を知ってる奴までいる。」

「おまえが言いふらしているんじゃないのか。」

「それもある。でも、一番力を入れてるのはジャバの旦那だ。緊急のジェラ議会を召集してジェラートについての大演説をぶち上げたらしい。」

「ほう、やるねえ。」

「あのおっさんは元気だぜ。俺も負けちゃいられねえ。実はセー・リーベ2世号を造るつもりなんだ。新造船は、ひとまわり大きく造って船首に赤い三角帆を4枚取り付ける。」

 ガ・ルーは頭の中に鮮明な未来の船を描き出していた。シェロはガ・ルーの嬉しげな横顔を見つめながらなんとなくその船を見る思いがした。ガ・ルーは落ち着きを取り戻していた。船の話になると気分が空回りしなくなるのだ。

壇上でぼそぼそと話し込んでいる二人を、マイが厳しく注意した。

「あなたたち、慎みなさい。厳粛な儀式なのよ。」

 二人は、マイの言葉で真一文字に口を閉ざした。

 儀式はマイと祭殿の巫女たちの手によって進められた。

 儀式用の銅剣と香木の枝が巫女の手を次々と渡って行き、巫女の口から祝福の言葉が語られた。やがてそれはマイの手からジャバの手に渡された。ジャバはそれらを頭上に差し上げて、朗々と神霊の祝福をもとめる言葉を述べた。

「ずいぶん難しい作法があるんだな。俺にはとてもあんな儀式はできねえ。」

 ガ・ルーの呆然としたつぶやきにシェロは笑いをかみ殺した。

「アリー・ジェラ」

 アリーは名を呼ばれて銅剣と木の枝を受け取った。その姿は凛々しく、まさしくジェラスの王と呼ぶにふさわしかった。会場から拍手と祝福の歓声が上がった。

「この場所に集まってくれた方々に私の考えを聞いて欲しい。」

 アリーは会場の人々に新しいジェラスを作り上げるための最初の呼びかけを始めた。

 

 周りを海に囲まれたジェラス大陸は、広大な砂漠や急峻な山脈を抱えた中央大陸よりもはるかに雨量に恵まれている。また、大冬の頃には暖かい海流が大陸の南北から流れ込むため、厳しい冷え込みのない安定した気候風土に恵まれている。

ジェラス大陸は、もともと無人の大地だった。人が住み着くようになって中央大陸の厳しい気候に耐える作物を持ち込むたび、それらは確実な収穫を約束した。鳥や獣がそれらを食べて種を運び、野生化したものも多い。また、さまざまな雑種が誕生して優れた栽培品種となったものもある。

ジェラスが定住型の生活様式に変わり得たのは、未発達の農耕技術を補う自然の恵みによるところが大きい。農業技術の開発は極めてゆっくりしていた。春になれば種を播き、秋に採り入れるというリズムが体に染みついて、毎年同じことを繰り返すことがあたりまえの気風になっていた。ジェラートは、その部分への変革を試みた。

まず最初の年、ジェラートの宣言はジェラスの民を驚かせた。農家の余剰生産物をあらかじめ取り決めてあった価格で無制限に買い取るというのである。また、丈夫で実りの多い新品種や新しい肥料、農産物の病気の予防法などを発見した場合、その種、苗、方法を高額で買い取る事も約束した。

この宣言は農家の安定した収入を約束し、新しい技術に取り組む余裕を与えるものだった。農家とジェラートの結びつきは急速に深くなっていった。また、農家相互もジェラートを通じて互いの知識や技術を交換し生産効率を飛躍的に向上させた。

 ジェラスと中央大陸の辺境地域との交易量は劇的に急増していった。外洋に乗り出せる船が不足して新造船の建造も相次いだ。

 甲板から眺める海に流氷が見えた。ガ・ルーはジェラス南部から中央大陸の北東部に向けて、ジェラ特産の果物を運んでいた。真新しい白い船体に4本のマスト、各マストには幅広の台形帆が六枚、それぞれのマストの間に三枚の三角帆が力強く膨らんでいる。白い帆と対照的に船首には四枚の赤い三角帆が、ガ・ルーの新造船セー・リーベ二世号であることを主張している。

「この海域に来たのは初めてだ。」

 ガ・ルーは久しぶりに自分の船に乗り込んだシェロに言った。ジェラートを立ち上げてから、すでに七年の歳月が流れている。シェロはこのころ公式な地方官吏として働いていた。生来の研究心と博覧強記の頭脳を生かして有能なマネージャーとして活躍している。ジェラートにおいても重要な位置を占め、毎日が忙しいため滅多にガ・ルーと顔を合わせることがない。ガ・ルーもまた同様の忙しさの中にあったが、船を下りることはしなかった。海の上が、ガ・ルーの場所だった。

「海路は最高だな。寝てるか釣りをしてる間に着いちまう。」

「船のよさはそこにある。だが、ひとたび荒れはじめると手がつけられん。」

 ガ・ルーは刀傷の走った端正な横顔を見せていた。

「新品の船を沈められたら目も当てられんよな。」

「この船は沈まねえ。新造船にありがちな不具合も修正し終わって船全体が俺の体の一部になってる。これほどの一体感を味わったことはねえ。」

「たいした惚れ込み様だ。」

「ああ、セー・リーベ号よりひとまわりでかいが、ずっと機敏に走る。最高の船だ。」

 ガ・ルーは新しいおもちゃを手に入れた子供のような笑顔を見せた。

 ジェラスの農業生産高は、ここ数年の間に四割がた増加していた。公益の発展と生産力とが相互に刺激しあって急速に伸びているのである。かねてから中央大陸の北東部へのルートをつくることはアリーの強く希望するところだった。シェロは北東のサクスと呼ばれる有力部族に対する交渉役として船に乗り込んだ。

ブノワ河の北東方向に伸びる支流に沿って上っていくとサクスの領域にたどり着くことが出来る。サクスは古くからピチェの交易相手であった。交渉役としてこれ以上の人材は望めない。

 暦は大冬のさなかだった。サクスは凍てつく寒さを避けてかなり南に下ってきている。その冬営地が、この先にある。そこは暖流が流れ込む湾になっており、暖かい潮が、その湾に面する一帯を周辺の土地と比べて着物を一枚減らすほどに寒さを和らげている。

 船は二つの潮がぶつかる場所を滑るように進んでいた。北からの流れは淡い青を呈しており、白い氷の固まりを運んできていた。また南からの潮は黒いほどに深い藍であった。

 陸地が見えた。大きな掌に水をすくっているような地形となっている。この一帯には雪や氷が入り込んでこないため枯れ草と赤茶けた土壌がむき出しになっている。ガ・ルーは風を巧みに読んで帆船を湾内に滑り込ませた。

 碇を降ろし、上陸用のボートを降ろす。

「荷物を積み込め。」

 ガ・ルーの合図で、ボートに果物のサンプルが積み込まれた。出港してからおよそ二週間、交易品は日持ちのするものを選んである。

「シェロ、油断するなよ。日暮れまでに戻るか、のろしを上げろ。」

「大丈夫だ。この部族は昔からよく知ってる。」

「状況も立場も変わっている。」 

シェロは軽く頷いた。交易の始まりは危険に満ちている。一般に辺境の部族は非常に排他的なのである。それは冬営地の貴重な貯蔵食糧を守り、賊の侵入を避ける意味がある。

「戻れなかったときは、ひとつ頼みたいことがある。」

「わかってる、おまえを含めたクルーの命の代償はきっちり取ってやるさ。」

「そうじゃない。俺の粘土板を二つ作って、ひとつはジェラス、もうひとつはピチェに送ってくれ。どちらも俺の故郷だ。」

「俺の詩も書き込んでおく。」

「それだけはよせ。」

 ボートは六人の漕ぎ手によって浜に向かった。浜では帆船が港に入ってきたときから、何人もの見張りが様子をうかがっていた。浜が近づくにつれて、何本もの台座付き鉄弓が見えた。遠目に見ても引き絞った様子が見て取れる。

「珍しい飛び道具を持ってやがる。しかも、こっちを狙ってるようですぜ。引き返しますか。」

「ここまで来て引き返せるものか。」

 シェロは同行してきた甲板長が悪相に似合わぬ慎重さを見せたことがおかしかった。しかし、シェロの知る限り、サクスは台付きの鉄弓など使わない。

「どれぐらいの射程があるのかな。」

 シェロが呟くのを聞いていたように、一本の矢が鋭いうなりをあげて頭上を飛んでいった。

「うひょー。こりゃあ、やばいぜ。」

 甲板長は首をすくめた。ボートは既に射程距離に入っている。

「鏑矢(かぶらや)だ。」

穴の開いた大型の矢じりが取り付けられた矢で、大きな風切り音がする。シェロはこの音に聞き覚えがあった。たいていは宣戦布告の際に飛ばすものである。このままだと乗り手全員が針ねずみにされることは明白だった

「確かに、やばい状況だ。」

シェロはふと思いついて立ち上がった。大声で子供の頃に覚えた歌を唄う。

この歌は効き目があった。浜から返し歌が聞こえてきた。

「上陸しよう。歓迎するとさ。」

「へ?」

「ブノワ河の上流あたりで交わされる挨拶だ。」

 甲板長は訝しげな表情を隠しきれなかったが、鉄弓がすみやかに引っ込められたのは明るい材料だ。

 冬営地の浜に多くの村人が並んだ。シェロは出迎えの者たちの間に、懐かしい姿を見つけた。それは思いがけないことに従妹のイラーダの姿だった。

「シェロ。」

 イラーダが駆け寄ってきた。傍らに六つか七つぐらいの男の子を連れている。その顔はアリーに生き写しだった。

 シェロは大きく目を見開いた。

「アリーの子か。」

 イラーダが誇らしく頷いた。シェロは思わずその子を引き寄せた。

「よう、おまえとは仲良くやれそうだな。名は何と言うんだ。」

「アリー。」

 少年は弱々しく答えた。

「おとっつあんの名前をもらったのか。よーし、ここに来る度に俺が鍛えてやるからな。それともジェラスに連れて行ってやろうか。」

 ジェラスと聞いて小さなアリーは心細げな顔になった。イラーダが割って入った。小さなアリーは母親の陰に隠れた。

「この子は、とても賢い。でも少し気が弱いところがある。」

 シェロは心の中で舌打ちした。子供は鍛え方次第でどうにでもなる。

「おまえ、甘やかしてしまったんじゃないだろうなあ。」

 イラーダはシェロをにらみ返した。

「シェビーダみたいなことを言うのはやめて。」

 イラーダの様子を見てシェロは事情が飲み込めた。歳をとってもシェビーダは強烈な意志を持っている。イラーダは小さなアリー共々シェビーダに体よく追い出されたものと見える。そうでなければ、男の子を手放すはずがない。表向きは子を連れて嫁入りしてきた形になっているようだ。

「婆さんはもう一人生まれると言っていただろう。」

「アーダが生んだ。」

 イラーダはそれ以上のことを話したがらなかった。

「ジェラスってどんなところなの。」

 小さなアリーがシェロに尋ねた。

「こういう果物が実っている。」  

 シェロは積み荷の果物をポケットから取り出して少年に手渡した。

「さあ、みんなも食べてみてくれ。皮を剥くんだぞ。」

 ボートに乗り込んできたクルーは集まっていた人々に黄色い果実を次々に手渡した。浜辺にさわやかな黄色い香りが漂った。

「ものすごく、うまい。」

 交渉は成立したも同然だった。うまいと感じる食物は、それを体が欲している証拠だ。この甘酸っぱい果物は不足しがちな栄養素を十分に供給する。長い船旅でもこれを食べていれば体が持つのだ。小さなアリーも口の端から果汁をこぼしながら食べた。

「こんなおいしい果物があるのなら、僕もジェラスに行ってみたい。」

 サクスのアリーがシェロに訴えたのを聞いて、イラーダは早くも海の危険を説き、その意気をくじこうとした。シェロは従妹のきんきんとした声に頭を抱えた。

 族長らしい男が大股で歩いてきた。樽のような胴体、分厚い胸板の襟元から意外なほど白い肌がのぞいている。太い筋肉のうねる長い首の上に顎の発達した四角い顔が乗っかっているが、凶悪な人間には見えなかった。しかし、その腰に鎌のような短剣を見たときシェロの緊張が高まった。サクスとトリアの交流はピチェとのそれよりもずっと深い。シェロは、いまさら驚くことはないと思いながらも、どの程度トリアとの関わりを持っているのかを確かめておく必要があると思った。

「どれ、その果物を一つ食べてみよう。」

 族長はのんきな調子だった、大きな手に黄色い果実を包み込んで、匂いをかぐ。

「よい香りがする。」

族長は皮ごと丸かじりし、頑丈な顎で柔らかい果肉をかみくだいた。

「うまい。皮も食える。なんという果実だね.」

「蜜柑だ。ジェラスの特産だよ。」

「望みを聞こう。」

 族長は分厚い手を差し出してシェロの手を握った。これはトリア式の挨拶であった。

 

 

 

 

 

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