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| 手前の化粧布が高欄掛け、その奥欄干の部分が高欄。 高欄は舞台の様になっており、漆も塗られ金具もついている。高欄が きれいに造られているため、あえて高欄掛けをしない地域もあったが、 今は掛けるのが主流。 武将の絵が多く、鬼や魔物、龍退治の図柄が多い。金糸銀糸などで 押し絵のように肉付けして立体感を出す。 |
| ●網干地区の屋台の高欄 網干地区では、高欄掛けをせず、乗り子の着物を外へ垂らしています |
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| 「高欄(こうらん)と高欄掛け」 |
| ●上蒲田屋台の高欄掛け 武士による退治物(鬼・狐・龍・鷹) |
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| ●妻鹿(灘)の高欄掛け 赤松政則/黒田職隆・孝隆父子/妻鹿孫三郎/母里太兵衛 と妻鹿に縁のある武将ばかりというのも、こだわりです |
| 「伊達綱(だてつな)」 |
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| ●浜の宮天満宮の屋台の伊達綱(上右) 取り付け方が特徴的 |
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| なんと言っても屋台がきれいに見えるのは、屋台を差し上げたり、 ガブッた時に揺れるこの伊達綱ではないでしょうか?綱の揺れる 様なうまい練りをすると、どこからともなく拍手が沸いてきます。 また村によって混ぜる糸の色が違い、それだけでも区別がつき ます。 |
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| ●網干地区(右) 網干地区以西では伊達綱をつけず、写真の隅絞や房を付けています |
| 「ブイ差し」 |
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| ●乗り子の襦袢 |
| ●宇佐崎の襦袢 鷲・飛龍・唐獅子・鯱で露盤の四神と対をなす |
| ブイとは太鼓のバチのこと 乗り子は単に太鼓をたたくだけでなく、バチを太鼓に合わせて 差し上げます。 また後ろの乗り子(正面向き)は中心となって太鼓をたたくの で、踊っているようにも見えます。練り子の疲れ具合や雰囲気 を見て、太鼓のリズムを変えるので、太鼓しだいで場が盛り上 がります。 |
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| 「幟(のぼり)」 |
| 屋台の目印的なもの。 神社名と村の名が刺繍されているのが一般的で、村によって色などの仕様が 違って、遠くからでも識別出来ます。 また幟持ちは時によっては主役となるように団結した動きをしたり、村独自の 「幟囃子(伊勢音頭)」を歌って幟を操り、場を盛り上げます。 |
| ●高砂の曽根天満宮 幟を地面に突きまくり、最後には幟の竹を割るのが有名 |
| ●一般的な幟囃子、あとは村により歌詞や相づちを変え次々と続きます |

| 「腕守り」 |
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| まつりでの安全祈願にと、練り子の妻や彼女が作っていたお守りで、 現在は市販の物が主流となってます。長さは1mくらいあり、片側には まつりにちなんだ龍・虎・鷹などの刺繍がしてあり、もう片側には練り子 の名前が入ってます。中央部には「守」の刺繍がしてあり、その中に神 社で授かるお守りを縫いつけています。 これを自分を守ってくれるようにと、「守」が自分に向くように腕に巻き 付けます。「守」を自分に向けると、見た目では反対向きになるので、最 近では見た目でおかしくないようにと、逆にすることが多いようです。 |
| 「シデ」 |
| 1b80p位の長いシデと50p位の短いシデがあり、長いシデは神輿が傾いた ときに支えるために使ったのが発祥といわれ、地域によっては、狭い山道を通 る時に斜面外側から地面に並べる様に持ち、それを練り子の足場として使っ た事もあったようです。神輿の屋根を傷めないように竹の先にワラをつめてい たが、今では村それぞれの色紙をきれいに折ってつめている。 大きなまつりを上から見ていると、花畑の様に見えます。 また短いシデは、将軍が軍勢を指揮する指揮棒が発展したものといわれて いて真の発祥は定かではありません。網干地区では本数を制限し、指揮命令 が瞬時に正確に伝わるようになっています。 漢字では「紙手」指手」「四手」と様々でどれでも間違いではないようです。 |
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| 「地下足袋」 |
| 軽くて機敏に動けるのが一番の目的でしょうが、屋台を担ぐ時は、密集 となっているので、前後の人の足を必ず踏むし、また踏まれます。その時 に運動靴ではすぐに脱げてしまい、危険なため、練り子は地下足袋を履 きます。足首の横の部分にまつりにゆかりのある刺繍を施してあったり、 自分の名前を刺繍したりします。 宵宮・本宮と2日間アスファルトの上を練り歩くので、足はパンパンに腫 れ、頭は足から伝わる振動で軽い脳震盪状態、まつりの実感はしばらく 残ります。 「だんじりまつり」で有名な大阪の岸和田地方では、最近エアー入りの 地下足袋が人気を集めているのも分かります。 また松原八幡神社の近くの店で、それに近い地下足袋を売っていると いう話。多くはないですが、一部の人が使っているようです。 「まつりや川西」さん(リンクページより)でも、エアー入り地下足袋を 扱っているようですヨ! |
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| ●力王足袋 |
| 「蝦蛄(シャコ)」 |
| まつりだから御馳走はあります。「さしみ」や季節ものの「まったけ」は当然なんですが、 「京都の祇園祭」や「大阪の天神祭」の「はも」と同じような物で、播州のまつりには「しゃ こ」「関東炊き」「サバ寿司」がつきもの。 「関東炊き」はそれぞれの家庭の味付けで、中身も様々ですが、よくしゅんだ「すじ」が 独特です。 「しゃこ」は10月にはいると、卸値がグンと跳ね上がります。「しゃこ」の殻をむいて食 べながら酒を飲み、昔の事、来年の事、そして今年の事を語り合います。 |