ご主人の山下法佑さんが、約30年の長野県でのペンション経営を息子さんに譲り、出身地である関西に戻って2002年の10月に開店。奥様の一恵さんやその友人の高橋雅子さんと「老後の楽しみに」と始めた店は、肩ひじ張らない和やかさが魅力だ。
山下さんは、長野県での暮らしのなかであちこち好きなそばを何軒も食べ歩き、自分が本当においしいと思った、あるそば屋さんに弟子入り。納得の味をとことん追求した。粉は戸隠高原から直送の石臼びき粉に、小麦粉2割の二八そば。だしは北海道の利尻昆布と本ぶし、宗田ぶし、鯖ぶしの厚削りのブレンド。コシがあって、のどごしのいいそばに、濃いめのつゆがぴったりで、その絶妙のからみ加減に思わずほほえんでしまう。
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