第2回ストロボと露出の関係
いよいよ第2回です。(笑)
今回はストロボを使用時の露出についてです。
1)ストロボの大きさ(光量)について。
普通は「ガイドナンバー(GN)」と言う数値で表示します。
算出方は…露出計を使いますが、普通のストロボにはGNが書いて有るので必要がありません…
しかし、それで良いと言う事はなく、計算式を使って露出の微妙なコントロールを使えば写真のレベルがグっと上がります。
で、算出法です。
フィルムの感度をASA(ISO)100を使うとして、距離1メートルの所からストロボを発光させた時、
露出計のF値(絞りの)が、そのままGNになります。
例えば、表示されたF値が32だったらGNは32となります。
2)ストロボとシャッタースピードの関係
前にやって無いのですが、フォーカルプレーンシャッターの機構で幕が2枚有るとだけ書いてましたが、
走る速度と言うかタイミングまでは言ってませんでした。
ここで補足します。
シャッターを切ると先幕がまず動き始めます。そして時間差を付けて後幕が動き出します。
つまり、追いかけっこをする形です。
その時間差(つまり開いている隙間)を変える事によってシャッタースピードが変わります。
ここで特殊な場合があって、一般的には横走りのシャッターで1/60、縦走りで1/125で先幕が走り終わった瞬間に
後幕が動き出します。
つまり全開になる瞬間があるのです。もちろんそれより遅いシャッタースピードの時も全開になります。
分かりにくい説明ですね…詳しくは挿絵などがあれば良いんだけど。合った時にでも聞いてください。
で、スロトボとの関係前に、ストロボの特徴と言うか特性。
ストロボと言うのは別名「フラッシュ」、まさしく閃光で数千分の一〜数万分の一秒の時間しか光っていません。
光るタイミングが有って、後幕が動き始める直前に光ります。
そこで、ストロボより速度の遅いシャッタースピードとの関係です。
横走りの場合。
1/60秒より速い速度の場合、幕が開ききって無いので一部にしか光は当たりません。
1/60秒より遅い場合は、全開になる時間が有るのでその瞬間にストロボが発光します。
なので、画面すべてに光が当たります。
機種によってこの秒数は違います。シャッターが全開になる秒数が「ストロボ同調速度」と言います。
一番速いのは、1/350のミノルタα−9xiです。
最近のカメラは大体1/125〜1/250です。
ちなみにレンズシャッターは全速同調します。最高速度1/500秒が一般的です。
機構的にそれより速くすると周辺光量が落ちるのと物理的に限界?らしいです。
3)ストロボと絞りの関係
ガイドナンバーの所でF値と距離が出てきたので、計算しやすいですね。
GN32のストロボで距離が2mだと適性露出は1/60秒、F16になります。
4mだったらF8、8mだったらF4と、距離が倍になると絞り値は2段変わります。
何故かと言うと、光の到達距離が倍になると光量は4分1になります。
そこで絞りの計算式を使うと、光を4倍取り込む為には絞りを2段階開くのです。
ちなみに絞りを1段だけ開くと1.4倍距離が伸びます。
なので、F8で4mをF5.6にすると4×1.4で5.6mです。
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