第1.5回絞りとシャッタースピードの関係




え〜っと、全開の補足と言うか、今回は絞りとシャッタースピードの関係について。



フィルム面に到達する光の量を調整する機構、これが絞りとシャッタースピードです。
この2つを使って、適正な露光をフィルムに与えてやるわけです。


その前にもうひとつ基本的な事

第1回で書いていた開放とか最小絞りとかは便宜上そう言っているだけで、数値的にはそのレンズの仕様によって違います。
つまり、開放がレンズそのものの大きさのまま絞っていない状態です。
最小絞りは、目いっぱい絞っている状態です。


光がフィルム面に到達する量は判り易く表にしてみるとこうなります


                ←光の量(大)                   光の量(小)→

 絞り            1 1.2 1.4 2 2.8 4 5.6 8 11 16 22 32 45 64 90 

シャッター   30 15 8 4 2 1 2 4 8 15 30 60 125 250 500 1000 2000 4000 8000

※赤字は秒、黒字は1/??秒です。


レンズによって開放値は1.4だったり、2.8だったり、5.6だったり
最小絞りは16だったり、22だったり、32だったり、と様々です。


で、適正な露光と言うのは、ひとつだけでは無くいろいろな組み合わせが出来ます。

何故ひとつだけではいけないのか?
それは、短に写るのでは無く、写さなければいけないからです。
例えば、女性のポートレートなどを撮る場合、背景をぼかして、人物を浮き立たせる、や
一面に咲く鮮やかな花をシャープに写す。や、走っている人、車、電車をはっきりと写したり。
そうするために、絞りとシャッタースピードを調整しなければいけないからです。

調整機構が一つだけなら、適正な露光は与えられるが、最適な露光は与えられないからです。

他にも、普通にカメラを持って写す為の使用限界の調整にも関わってきます。(手ブレ限界の事)


で、やっと本題。

絞りとシャッタースピードの関係はもう皆さん分ってきてると思いますが、一応やります。
絞りとシャッタースピードを使って適正な露光を求めます。

例えて、シャッタースピードが1/250秒で絞りがF8だとすると、他の組み合わせは??

答え:「1/125F11」「1/60F16」「1/30F22」「1/15F32」
「1/500F5.6」「1/1000F4」「1/2000F2.8」
と、なります。

これより上も下もカメラの限界ですね。
この組み合わせの中に最適な組み合わせを見つけるのです。作品のイメージの為に。

もちろん、この組み合わせは例ですので、実際は天候や、フィルムの感度などで変わります。



←第1回へ

←講座TOPへ

←TOPへ