| 盆栽道具 左利き用盆栽鋏、その他の鋏 電動園芸用品 自動潅水セット(水やり君) 郵便ポスト |
| 刃物のメンテナンス |
| 刈り込み鋏、剪定鋏等の手入れ |
作業終了後、刃を水に10分程浸けてから、樹木の汚れを念入りに拭き取り、その後水気を取ります。特に鋏の場合は合わせのネジ部分に水分が残る事があります。軽く振ってネジ部分の水分を取り除いて丁寧に拭いて下さい。この部分から錆びらせると厄介です。拭き方は、水に浸して固く絞った布で先ず全体の水分を拭き取ります。布は乾いた布よりも多少の湿気を含んだ布の方が断然水分を効率良く吸い取ります。仕上げにもう一度、今度は乾燥した布で乾拭きをします。 その後30分程度は自然乾燥させて下さい。30分は長いと思われますが、この時間の経過こそ、その後の運命を決める要因です。 それから、ここでやっと少しのミシン油を馴染ませて下さい。 ポイントは、油はこの時点まで使わない事です。水分の残った状態でいくら上から油でコーティングしても油は浮いてしまいますので刃物表面からは錆びが進行します。油の塗布を急ぎがちですが、30分や1時間では錆びは発生しません。それよりも使い終わると充分に付着物を洗い落とし水分を残さない事の方が大事です。 上記作業のメリット 水に浸けることにより樹液が取れ易くなり、刃先に樹液の膜が出来にくく切れ味の持続と錆の発生を押さえることになります。 また、自然乾燥で完全に乾燥させることにより、さらに錆の発生を押さえられます。 松ヤニの場合は、シンナー等で拭き取り、洗剤でシンナーを洗い、その後は同じ作業となります。 ほとんどのお客様は、汚れを拭き取りすぐにオイルを塗っておられますが、これでは樹液が完全にとれなく、また、オイルの効果がありません。 |
| 包丁の手入れ |
包丁の場合も付着物を洗い落とす原理に変わりありませんが、衛生上少し洗剤を落としたスポンジで洗い落とす事が得策です。洗剤で洗うのは包丁表面の微細な穴に入り込んだ汚れを効率良く落としてくれるからです。これは大切な注意点です、包丁は食器洗機で洗浄される事は絶対に避けて下さい。高温・高熱、更に長時間の湿気にさらされる事が包丁の鋼にはタブーなのです。錆びの原因を回避するなら食器洗機に入れてはなりません。 日々使わない包丁を保管する時に、シンク下によくある包丁差しに突っ込んではいませんか。湿気の非常に多い所なので好んで錆びを誘発させているようなものです。 保管は、きれいに洗った包丁を充分自然乾燥させた後、湿気の少ない引出しに入れておくだけで充分です。出来れば海苔の缶やお菓子に入っていた乾燥剤を一緒に入れておくと良いでしょう。紙に巻かなくてもかまいません。かえって紙が湿気を招き入れる事もあるでしょう。 なお、包丁を念のためと思って食用油などを塗ったりしてませんか。折角の大事な包丁が油錆びの原因となって取り返しのつかない致命傷になりかねません。食用油は鋼に錆びを奥深くまで進行させる原因になっています。何も塗らなくてもそれで充分です。 長く使わないで保管しておく場合、どうしても心配な方は家庭用のミシン油か錆び止め専用油をお使い下さい。同じような油と思われがちですが、錆びに関して食用油とミシン油とは性質は全く異なります。 余談ですが、油を塗るという行為は塗布するだけと、布で強く拭き上げる行為とは違います。賢明な皆様はただミシン油を垂らし込むのではなく、是非とも拭き上げる作業の方を行って下さい。 |
| 刃物は暮らしの道具です。使い方や手入れの仕方によっていくらでも価値を見出せる物です。購入した時のプライスだけが商品価値ではありません。生意気なようですが、愛着のある道具を末永く大事に使う工夫をされる姿勢が、ひいては道具を使っている皆様の人格に相応するものだと考えます。 |